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【ゴルフ親父の独り言】観光は「磁石」のようなもの


日本の北海道と四国を除いた程度の面積に人口が約460万人の国、ニュージーランド。「美しい自然と都市が共存する癒しの国”というイメージを期待して世界各国から年間380万人もの旅行者が訪問します。近年、自然や環境への関心も高まり、エコツアーや複数の目的を複合させたハイキング・ウォーキング・星見ツアー等の商品が多く販売されています。旅行者の幅広い期待やニーズを満足させる多種多様な体験やアトラクションを提供できるのがこの国の誇りです。

だいぶ昔の話になりますが、当時のニュージーランド首相が来日し観光について講演をしたことがあります。「観光は“磁石”のようなもので、目的に沿った具体的なアクションが非常に重要だ」と述べるとともに、ビジットジャパン元年を掲げた日本に大きなエールを送りました。幅広い客層の趣向に合ったコンセプトやプロダクトを具体的に紹介し、持続可能なツーリズムの開発・育成が必要であることを力説していたと記憶しています。

10年前、2009年4月23日、北島の玄関都市オークランドの北、ノースランド地方にある樹齢千年以上といわれる針葉樹「カウリ」と屋久島の「縄文杉」とが姉妹木として正式に締結されました。屋久島の町長をはじめとする2年以上に渡る両国関係者の努力が実り、国境を越えた古代木とともに自然環境保護、文化振興、観光開発と新たな交流が産声をあげました。

「いつか訪ねたい国」のイメージを持続させるには情報発信を継続させることが重要です。常に話題を提供し、人がさらに人に伝えていく。イメージがさらに膨らんで沢山の人に伝わっていく。旅行業に必要なことは語りかけ、語り続けていくことで磁石のように人が引き寄せられていく。そこにメデイアの力が加わればその効果は計り知れません。この国は決して先進国ではなく、むしろ先進国が求めても得られないものを財産として大事にしている国です。自然も人も優しい、まさに癒しの国なのですが、自然の宝庫であるが故、時として旅行者に意地悪な天候や様々な不都合が発生します。旅行会社は全精力を傾け旅行者の満足を追及し、安心と安全を守る努力を怠たることはありません。

さて、そろそろ秋も深まり黄葉の時期が終わろうとしています。北島は雨の日が多くなり、南島では山に初雪の知らせも入っています。1日に四季がある国です。しばらくは全天候型の装いをお薦めします。秋から冬にかけてラグビー・スキーなどのスポーツの祭典が続き、日本で開催となるワールドカップもそのひとつです。4~9月(上期)は多くの最安値商品がWEBや店頭に並びます。北半球の夏商品に隠れて目立たないものもありますが、是非オフシーズンの掘り出しものを見つけてみてはいかがでしょうか。

                                            ©Michinori Kagawa THE HERMITAGE HOTELMOUNT COOK

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