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【ゴルフ親父の独り言】暖冬と霧


今年も半年過ぎたと思ったらもう7月も末、雪がちらつくことは全く無いオークランド、朝の冷え込み
でフロントガラスに霜が降りることは稀にはありますが、今年は6月に1度だけ経験しただけで、以降
は暖かい日が続いています。暖冬と高を括っていて良いものか、これからが冬本番なのか見当もつかない例年とは少し違う気候に感じます。

暖冬は由としながらも、冬のオークランドはとにかく雨の日が続きます。元気の良いゴルフ仲間も雨天には張子の虎に変身してしまうのですが、今年は今のところコースクローズの知らせも無くクラブを持つ手が悴むこともありません。暖冬で雨が少ないのは願ってもないのですが、逆に霧の発生率が高くなっている様です。仕事柄フライトの運行状況が余計に気になってしまいます。

オークランドは、西側のタスマン海、東側の太平洋に挟まれた南北に細長い地形で、タスマン海側にはワイタケレ山脈(丘陵地帯)があり、山脈を乗り越えてくる空気が雨や霧を運んでくることになります。空港はワイタケレ山脈の南側に位置しており、西側(オーストラリア側)から流れ込む空気と北や南から吹き込む空気の温度差によって霧が発生するらしく、ある程度予報が可能なものということです。

但し、どの地域にどの程度の霧が発生するかは当日のお楽しみという状況です。視界100メートル以内の霧となれば道路走行にも支障をきたし、フライト状況の心配よりも仕事場への遅刻が気になってしまいます。ちなみにゴルフでは安全策として、視界300メートル以上でないとプレイさせてくれません。

さて、この霧に弱いのが航空機ですよね。いつも不思議に思うのは、国際線の到着・出発は霧でも遅延や着地変更となることはあまり無いのですが、国内線ではほぼ全便遅延や欠航となってしまいます。安全運行上の決まり事によるものでしょうが、使用機材や搭載機器の違いによるのでしょうか。この国の国内線でも200名以上を乗せる機材も数多く運行されており、国際線仕様の中型機材との間に機器搭載の違いは無い様に思うのですがどうなのでしょう。詳しいカラクリについては飛行機オタクに確認してみなければ判りませんが、安全に関わる機器の搭載に経済的な理由による選択肢があるとも思えないのですが。

具体的な話題になりますが、霧が発生する日には、日本からの到着顧客が国内線に乗り継ぎ出来なくなることが多く、発着状況について現地側(我々旅行業者)に見立てる方法がありません。出迎えガイドの変更連絡や、代替便の手配等を前広に且つ効果的に進めることが難しいことが多く、現行の発着情報の正確性にも疑問があり関係者がただ息をのんで見守るしかないのが現実です。

大型機材は発着に要する滑走路の長さや有視界距離も制限され、視界2キロ以上が必要であるとも言われています。2キロ先まで視界が良好であれば好条件なのではと素人は首をひねってしまいますが、判断は機長が下すのか、管制官なのか、機材自体の計器によるものかが判らないまま、遅延・欠航対応の準備が出来ないまま待機、そして結論が出てから始動するオペレーターのイライラは続きます。

天候により生じる追加費用の補償は誰もしません。お客様にとっても日程変更は辛いことですが、総合的な顧客管理を担う我々には管理責任と費用負担が圧し掛かり、これも辛い現実です。AIの時代、何とかならないものかと昭和の頭にさらなる疑問が膨らみます。

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