サーファーズパラダイスから約40km内陸に位置するスプリングブルック国立公園は、「オーストラリアのゴンドワナ多雨林」として世界自然遺産に登録されています。
スプリングブルック高原地区には落差106mになるパーリングブルック フォールズをはじめ、レインボー フォールズ、ツイン フォールズなどいくつもの滝があり、ウオーキングコースになっています。ツイン フォールズが入ったコースは約3㎞で、滝の裏側を歩く事もできる人気コースです。
国立公園内にはいくつかの展望台がありますが、中でもベスト オブ オール展望台は、マウント ウオーニングのカルデラと海側のバイロンベイまでを見渡せる特別なスポットです。この展望台の周辺には樹齢2000年ものナンキョクブナも生息しています。
スプリングブルック国立公園内の最も低い地域のナチュラルブリッジ地区には、その名のとおり自然の風化によってできた橋があります。この地区の洞窟には土ボタルが生息しています。洞窟の中で青く光る姿が幻想的な土ボタルは、蛍ではなくヒカリキノコバエの幼虫で、オーストラリアの東海岸とニュージーランドのみに生息しています。サーファーズパラダイスからは、土ボタル鑑賞ツアーが出ていて観光客に人気があります。
土ぼたるツアー世界遺産ナチュラルブリッジツアー
アクセス
サーファーズパラダイスからスプリングブルック国立公園までは約40㎞、車で1時間弱。
公共交通機関ではアクセスできないので、レンタカーまたはオプショナルツアーへの参加をおすすめします。
All images © Tourism & Events Queensland