ケアンズ市内から北西へ25km。キュランダは「The Wet Tropics of Queensland (クイーンズランド州の湿潤熱帯地域)」として世界遺産に登録されています。スカイレール(ロープウェイ)またはキュランダ高原列車(観光鉄道)に乗って絶景を楽しみましょう。
スカイレールは、キュランダ高原の麓の街スミスフィールドのターミナルから出発しています。全長7.5㎞で世界で2番目に長いロープウエイの空の旅をお楽しみいただけます。ゴンドラは1台につき6名が定員です。
© Skyrail Rainforest Cableway
乗車前にスマートフォンにアプリをダウンロードしておくと、日本語でナビが聞けるので楽しさが倍増します。乗車時にこのアプリをオンにしておけば、GPSに沿って自動でオーディオナビが見ている景色、キュランダに生息する動植物の解説、キュランダの歴史などを知ることができます。
最初の停留所、レッド ピーク駅には熱帯雨林の中を歩けるボードウオークがあります。森の中、幸せの青い蝶「ユリシス」を探してみましょう。
© Skyrail Rainforest Cableway
レッド ピークを出発すると、バロンフォールズ駅に近づくにつれて滝が見えてきます。バロン フォールズ駅には展望台があり、滝を一望できます。雨の続いた後などは滝の水量が増し迫力満点です。
© Tourism Australia
© Skyrail Rainforest Cableway
終着駅はキュランダ ターミナルで、片道1時間の空の旅になります。キュランダ ターミナルからキュランダ村の中心地までは約400mです。
カラフルなデザインの看板が並ぶアートとクラフトの地、キュランダ村。特にキュランダオリジナルレインフォレストマーケット(定休日:火水)とキュランダヘリテージマーケット(定休日:月火水)には地元アーティストの商品がたくさんあります。村にはパブやカフェもあるので散策してみましょう。
Streetscape Kuranda © Tourism and Events Queensland/Andrew Watson
キュランダ鉄道は、バロン渓谷国立公園の絶景を車窓から楽しめる観光列車で、開通から130年以上もの歴史を持っています。当初は内陸からケアンズ港へ鉱山物資を輸送する産業鉄道として、1886年から5年もの建設期間を費やし1891年に開通しました。現在では観光列車として毎日2往復を運行する観光名所となっています。駅や列車は歴史を感じさせるレトロ感満載です!
キュランダへ観光に出かける際は、往路はスミスフィールドからスカイレールで、復路はキュランダ高原鉄道でケアンズ駅までのルートがおすすめです。
キュランダ駅からケアンズ駅まで乗車時間1時間55分の間には、55の橋、98のカーブ、そして15本のトンネルを通過します。トンネルは全て人々の手によって掘られたものです。列車はバロンフォールズ駅で10分程停車するので、下車して滝の近くで写真撮影ができます。列車はその後、山間を進みストーニー クリークの滝を目の前で楽しむ事ができます。その後、フレッシュウオーター駅へ停車後、終点ケアンズ駅へ向かいます。車窓からはスカイレールとはまた違った景色を楽しむ事ができます。
© Tourism Australia
キュランダ鉄道 スカイレール レインフォレスト ケーブルウェイ どきどき!キュランダ観光デラックスツアー